こんにちは、過去社内でも有名なキツイ上司からパワハラを受けた筆者です。
しかし、私の場合はそんなパワハラ上司と戦い(戦った内容は後程記載しています)ましたが、会社、上層部上からの圧力ともみ消しに合いました。
パワハラをした上司は私の会社は全国転勤の会社で、全国でも有名な人で何人もの人を精神的に追い込んで辞めさせた人です。
しかも困ったことに若手、中堅だけではなく年上の人、年齢に関係なくロックオンするの有名人でした。
Contents
会社はパワハラのことを理解している

上司とバトルした後、本社から専務と総務の部長がヒアリングに私の所属している支店にヒアリングに来ました。
その時、専務に、「○○さんは前の支店でもパワハラをしてこっちの支店に来て、同じことをしている。全く反省していないですよね?」と聞いたところ専務から驚きの答えが返ってきました。
専務「○○(パワハラ上司)のことは若い時からよく知っている。バカ真面目ゆえに部下に厳しい。しかし彼のことをパワハラと言うのは間違っていると思う。」
驚愕でした。
会社はパワハラの事実を知りつつも、それを見ていないふり。そして終いにはパワハラではないとパワハラをされた被害者に否定してきたのです。
パワハラをしてきた人がいる会社は、上層部(会社)が容認しているんだなと。パワハラだ!と言ってもパワハラではない!と否定してきて、事件をなかったことにする。
会社はどの人がパワハラを起こすか理解していて、それで穏便にことを終わらせようとしているということが分かった瞬間でした。

退職する場合は自己都合になるケースが殆ど
さて、本題の自己都合か会社都合かと言うことですが、ほとんどの場合(8割ー9割)は自己都合で退職することになるでしょう。
幾ら『パワハラを受けている』と退職届に書いても、突っ返されるでしょう。
しかし、会社にパワハラを認めさせ、出る所出ますよ会社の上層部と戦うのであれば会社都合で退職することが出来る可能性が非常に高いです。

戦わなくてもパワハラが続くと精神が病んでくるの、でパワハラを受けたら最後、会社を辞める以外選択肢がなくなります。
パワハラってマジクソ。
音声やメモなどパワハラの現場を決定づけるものさえあれば会社都合で辞めることができ、また慰謝料をもらえることさえもあります。
あなたが被害受けているのはパワハラか?

自己都合、会社都合の前にまずはあなたが受けているのがパワハラかしっかり確認することが良いでしょう。
以下パワハラのチェック項目を作ってみました。こちらのチェック項目に複数当てはまる場合、パワハラ認定していいでしょう。
証拠を抑え、会社の総務もしくは上層部に証拠と退職届を持って行きましょう。もみ消されそうになったら然るべき場所に提出する旨を伝えてください。
パワハラチェック項目
□ | 足で蹴られたり殴られたりしたことがある |
□ | 上司から無能扱いする言葉を受けた |
□ | 業務終了間際に大量の仕事を回される |
□ | 些細なミスも皆の前で大声で怒られる |
□ | 役立たず、給料泥棒などの言葉を言われる |
□ | 一人だけ仕事を与えられない |
□ | 職場で無視をされる |
□ | ミスをすると長時間説教される |
2つ以上当てはまるとかなり危険です。また、これらの行為が日常的に行われている場合は間違いなくパワハラに該当するでしょう。
パワハラの種類
パワハラは実は6項目に分けることができます。
項目 | 具体的な行動 |
身体的な攻撃 | 殴る・蹴るなど被害者が暴力だと感じる行為 |
精神的な攻撃 | 大勢の前で怒る、長時間の説教 |
人間関係からの切り離し | 明らかな仲間外れや情報共有しない |
過大な要求 | 必要以上の仕事を振られる |
過小な要求 | 業務外の単純作業など |
個の侵害 | プライベートに関係することをしつこく聞いてくる |
これらは全てパワハラです。
こういうことをされても被害者は自己都合で辞めていくケースがほとんど。
そうならない為にこれらのパワハラ行為の証拠を集め、会社に突き出しましょう。そうすることで自己都合ではなく会社都合で辞められるでしょう。
パワハラ被害で自己都合ではなく会社都合で辞める方法

パワハラが原因で自己都合ではなく会社都合で辞める場合は『パワハラの現場証拠が全て』です。
証拠を出すタイミングなど具体的な流れは
- パワハラを受けている現場を2週間~1カ月間集める(出来れば音声が好ましい)
- 証拠と一緒に退職届を出す(退職理由は会社都合とする)
- 受理されなければ、証拠を持って出る所に出ると言う
- 会社都合で退職

会社都合で辞めるために1つずつ詳しく見ていきましょう!
①証拠集めは音声で。ペン型なら気づかれ辛いのでオススメ。
証拠集めはとにかく大切です。
私が実際に使っているのはアマゾンで買ったペン型ICレコーダー。
パワハラを受けて会社とバトルしてから購入したのでもっと早く買っておけば良かったと後悔してしています。
値段の割には音質も悪くないですし、3000円後半でパワハラの証拠が集められるなら安いと思います。
手帳にさしておくか、スーツのうちポケットに入れて置くだけでパワハラの現場をばっちり集められます。

見た目は本当に普通のペンなのでICレコーダーだと気づかれづらいですよ。
1本持っておくだけで、上司・会社を訴える証拠になる!と思えるのでパワハラを受けても気持ちが楽になりますよ。
メモも有効だが、音声が確実
「音声が取れない」という人はメモも有効手段の一つです。
ですが、「会社都合で絶対辞めてやるんだ!」という強い意志を持っている人はメモよりも音声を証拠として使うべきです。
上で紹介したペン型ICレコーダーはワンプッシュで録音開始しますし、普通のペンとしても使えます。
メモを取って都度まとめていくよりも管理もしやすいですしオススメですよ。
それでもペンよりもメモがいいっていう人は下記のポイントに気を付けてパワハラの内容を求めてみてください。
- 日付(何月何日、何時何分)
- 誰が誰に(誰にパワハラをされたか。また被害者が自分以外の人でもいいです)
- パワハラされた内容(出来るだけ詳しく。言われた言葉など詳細に)
- それをされてどう感じたか(自分の感情の変化を書きましょう)
- その現場を見ていた周りの人
これだけの内容をパワハラをされてその都度まとめていくのは大変です。パワハラされている回数が多い人は、受けた内容に洩れが出る可能性もあるでしょう。
それでも上の項目をエクセルなりでまとめておけば証拠として役に立つこと間違いなしです。ちなみにこんな感じでエクセルを作るといいです。


私の場合はペン型ICレコーダーに切り替えてしまったので、途中でメモるはやめてしまいました。
会社にいるときは常に録音しているし、取り漏れがないと判断したからです。
毎回上の様にエクセルで管理していくのは大変ですが、メモの内容と音声が一致すれば間違いなく会社都合で辞められるでしょう。
②証拠と一緒に退職届を提出する

退職届と一緒に証拠を提出しましょう。
退職届の内容は『一身上の都合により』ではなく、上司からパワハラを受けたことを書きましょう。退職届の内容フォーマットなんて気にせずOKです。
単純にパワハラ野郎を追い出したい人は証拠だけ提出して、退職届を出すのはやめましょう。
しかし、会社に訴えるということは、会社に居づらくなることでもあります。その場合は出る所に出ましょうね。
③退職届が受理されない場合は戦いましょう。しかし証拠があるので間違いなく勝てます。
退職届が一発で受理されないケースの方が多いと思っておいてください。
会社の方からあなたに「会社都合には出来ない」ということが言われるはずです。そんなときは証拠を持って裁判を起こすくらい言ってみましょう。
あなたが受けているものが間違いなくパワハラなら裁判を起こしても勝てますし、何より労基に持って行っても会社にとっては大ダメージです。
大きなことを言って、会社都合で辞められないなら強く出てもいいでしょう。

さぁ、会社都合で退職する準備ができました!
後は証拠と一緒に退職届を本社に叩きつけるだけです。確実な証拠が多ければ会社としては動かざるを得ません。
大きな企業ならマスコミに持って行ってもいいです。
田舎の小さい企業なら噂は一気に広がって商売が出来なくなるかもしれません。
パワハラされて受けた傷を倍返しで会社にぶつける瞬間です。
そのためにはとにかく確実な証拠が必要なので、証拠集めを徹底的にやりましょう!
世の中はパワハラが溢れている

この記事を書いている2018年9月。
テレビではレスリングのパワハラ、日大アメフトの問題、ボクシング協会、体操のパワハラなど・・・ニュースでもパワハラのことをやっていない日はありません。
世の中はパワハラで満ち溢れています。
パワハラのターゲットに誰がなるか分からない世の中です。
一人一人がパワハラとそして会社と戦っていく術を持つことが大切になると私は考えています。
そして証拠をたたきつけて会社都合で退職するために今から準備していきましょう。
会社都合で退職した場合の恩恵
最後に会社都合で辞めた場合の恩恵を紹介しておきます。

この記事にたどりついているということはそんなこと100も承知だぜ!って人が多いと思いますが、それでも一応載せておきます(笑)
失業手当を早く、長くもらえる
会社都合退職のメリットとして、自己都合退職に比べて「失業給付金(失業手当)の支給が優遇されること」が挙げられます。
自己都合退職の場合、ハローワークに離職票を提出後、待機期間7日+3カ月を経るまで失業給付金を受け取ることができません。
しかし会社都合退職の場合には、待機期間7日間+約1カ月後で1回目の支給を受け取れます。
更に更に自己都合退職の給付日数90~150日に比べて、会社都合退職の給付日数は90~330日と長く設定されています。
パワハラと戦う準備は出来ましたか?
パワハラと戦う準備は以上です。
とにかく証拠を集め、それを退職届と一緒に提出することで一気に自己都合が会社都合で変更になることがあります。
さぁ、今まであなたが受けてきたパワハラの仕返しをやるときが来ました。
是非、今までのうっぷんを会社にぶつけてみましょう。
ここまで読んでそんなこと無理だよ・・・と思った人は転職活動をオススメします。
証拠を集めて会社に提出・・・・そんなこと無理だ!と思った人も多いのでは?
そういう人に残された道は2つです。
- 今のまま状況が変わるのをジッと待つ
- 自己都合で辞めて転職活動をする
殆どの場合、パワハラを起こす人が転勤でもしない限り現状は変わりません。
あなたの心が壊れる恐れもありますし、あまりお勧めはしません。
それよりも新しい職場を探した方が絶対いいでしょう。
転職はエージェントで勤務年数が長い企業の求人を紹介してもらう

転職エージェントってご存知ですか?
求職者と求人を出す企業の仲介役で求人紹介、履歴書添削などの就職支援、年収など条件交渉をしてくれるパイプ役です。
次の仕事は絶対パワハラを受けたくないって人はエージェントに『勤続年数が長い企業で働きやすい求人を紹介してくれ』と伝えてください。
エージェントはあなたの希望に沿った会社を紹介してくれますし、パワハラに合った過去など親身になって話を聞いてくれます。

会社ともめて会社都合にしてほしくない人は自己都合で退職したほうがいいです。
パワハラを受けているのはあなたですが、会社は冷たく、自己都合で辞めてほしいものです。
会社都合に変更する場合はすんなりいかないので、もめることだってあります。
それが嫌ならとっとと自己都合で辞めて次の仕事を探した方がいいです。
ですが、どうしても会社都合で辞めたい。もしくは会社に復讐したいって人はとにかく証拠を集めてみましょう。
以下、自己都合でも早く辞めたい人の為におすすめのエージェントを紹介します。
エージェントの利用は全て無料なのでまずは気軽に相談してみてください。
口コミ評価の高いエージェント1位「マイナビエージェント」


求人の質 | 書類・ 面接対策 | 連絡対応 |
---|---|---|
4.5/5.0 ★★★★☆ |
4.2/5.0 ★★★★☆ |
4.3/5.0 ★★★★☆ |
口コミ評価の高いエージェント2位「DODAエージェント」


求人の質 | 書類・ 面接対策 | 連絡対応 |
---|---|---|
4.3/5.0 ★★★★☆ |
4.1/5.0 ★★★★☆ |
4.1/5.0 ★★★★☆ |
口コミ評価の高いエージェント3位「リクルートエージェント」

>>リクルートエージェント公式サイト(登録1分、履歴書不要)
求人の質 | 書類・ 面接対策 | 連絡対応 |
---|---|---|
4.0/5.0 ★★★★☆ |
3.8/5.0 ★★★★☆ |
3.8/5.0 ★★★★☆ |
パワハラで本社や上司に訴えても、被害者の責任になることが殆ど。くそすぎる。