
「第二新卒になったらおしまいだ。」と思っている人が多いです。
しかし、実際に就職活動を始めると思っている以上にとんとん拍子で内定が出る人も少なくありません。
そのためには第二新卒で就活するメリット・デメリットを理解して就活に臨む必要があります。
ちなみに第二新卒のメリット・デメリットは以下の通りです。
デメリット
- 就職してもすぐやめると思われる
- 第二新卒ということで避けられる
- 社会人としてのマナーがあると思われる
メリット
- 一度、新卒で働いたことで自分に向いている仕事が分かる
- 社会人経験があることで最低限のマナーを身に着けている
- 第二新卒を受け入れている企業にアピールできる
Contents
第二新卒を求めている企業は多い

細かくメリット・デメリットを見ていく前に、第二新卒を取り巻く状況を説明しておきます。
第二新卒の就活が厳しいと思われていますが、実はそんなことはありません。
6割の企業が積極的に第二新卒を採用予定

上の表は「マイナビ転職 中途採用状況調査」が調査した結果です。
652社に2015年1月から12月までの「今後1年間の第二新卒者の見通し」です。
この表を見ると約6割の企業が「第二新卒を積極的に採用する」と回答しています。
第二新卒の採用で重視される点は入社意欲の高さ
企業の6割が第二新卒を求めていることが分かりました。
次は、企業は第二新卒のどういったところを見て採用をするのかを見ていきましょう。

上の表は同じくマイナビ転職が1年間(2013年10月~2014年9月)に中途採用活動実績のある企業調査したものです。
実際の回答社数713社。
このグラフを見ると第二新卒の採用はスキルや能力よりも「入社意欲・人柄を重視する企業が多い」ことが分かると思います。
第二新卒のデメリット

第二新卒を取り巻く状況を見てきて、次はいよいよデメリットの説明に行きます。
冒頭で紹介した項目を再度紹介します。
デメリット
- 就職してもすぐやめると思われる
- 第二新卒ということで避けられる
- 社会人としてのマナーがあると思われる
就職してもすぐやめると思われる
第二新卒のデメリットで一番最初に挙げられるのが「就職してもすぐやめるのでは?」と思われる点です。
第二新卒は一般的に3年以内に辞めた新卒のことを指しますが、早ければ早いほど辞めるのでは?と思われる回数が高くなります。
しかし、すぐやめないと思わせるために第二新卒の就活では「熱意や就職意欲が大切」になってくるのです。
この会社で長く働きたいんだ!と思わせることが出来れば、このデメリットを解消することができます。
第二新卒ということで避けられる
全ての企業が積極的に第二新卒を採用しようとはしていません。
6割の企業が第二新卒を求めていいましたが、4割の企業が第二新卒の採用に消極的です。
新卒の時はすべての企業が受けられましたが、第二新卒になることで4割の企業に受けられません。
表向きでは第二新卒を受け入れていますといいつつ、実際は第二新卒の採用を断っている会社もあるほどです。
社会人としてのマナーが備わっていると思われる
一度就職した実績があるので『社会人としてのマナーが備わっている』と思われます。
そのため最初の研修では基本的な名刺の受け渡し方、電話の取り方などの研修がなくなることが多いです。
働いた年数が少ないほど不安になると思いますが、ハローワークや転職エージェントを使い最低限のマナーを学ぶことをオススメします。
第二新卒のメリット

デメリットの後はメリットも観ておきましょう。
- 一度、新卒で働いたことで自分に向いている仕事が分かる
- 社会人経験があることで最低限のマナーを身に着けている
- 第二新卒を受け入れている企業にアピールできる
一度新卒で働いたことで自分に向いている仕事が分かる
一度新卒で働いたことで、自分に合う仕事や、志望する業界が変わった人が多いでしょう。
これは非常に大切なことで、不向きなことを続けても精神的に消耗する毎日になるからです。
第二新卒になることで前職の経験を分析することで自分に合った仕事を見つけることが出来ます。
社会人経験があることで最低限のマナーを身に着けている
マナーを身に着けていることが前提ですが、少しでも働いたことで転職先の企業では新人研修などに使われる経費、時間が削減されます。
人材を育てるのは時間と労力が必要になるので、企業としては第二新卒を取るメリットになります。
マナーが不安な人はハローワークや転職エージェントがやっている講座を受けることをオススメします。
第二新卒を受け入れている企業にアピールできる
第二新卒を受け入れている企業は6割にものぼります。
新卒の時は見向きもしなかった業種に第二新卒ということでアプローチが可能です。
また、第二新新卒を受け入れている企業を探すことで内定への就活効率も上がります。
第二新卒の就活は転職理由と入社意欲をアピール

第二新卒の就活を成功させるためには『転職理由』と『入社意欲』が非常に重要になってきます。
ネガティブなことは言わない
人間関係がひどかった。
仕事が向いていなかった。
などの転職理由だと落ちる可能性が高いです。仮にそれが本当のことだとしてもです。
書類選考・面接試験ではネガティブな表現を避け、ポジティブな表現を使っていきましょう。
入社意欲の高さを
ポジティブな表現につながる部分がありますが、入社意欲の高さは企業が第二新卒を採用する時に大きな指標となります。
何故、その会社で働きたいのか。
というその会社でしかできないことを考えいくことをオススメします。
第二新卒の就職活動には転職エージェントがオススメ

第二新卒の就職活動の方法にはハローワーク、就職サイト、転職エージェントなどがあります。
この中で断然おすすめなのが転職エージェントです。
それも第二新卒に強い、特化しているエージェントを使いましょう。
エージェントを使うと、第二新卒を求めている企業の求人が集まっています。
また、書類添削、面接対策、マナー講座などの就職支援を無料で受けられます。
第二新卒におすすめの転職エージェント(参考)
第二新卒エージェントネオ

第二新卒エージェントネオは第二新卒、既卒、フリーターに超オススメのエージェントです。
というのもここのスタッフは全員、元第二新卒。
既卒、第二新卒の違いは一度働いたことがあるかですが、一か月だけでも第二新卒になります。
第二新卒・20代の就活の苦しさや大変さを知っています。
元第二新卒のスタッフだからこそ分かる、「どうすれば第二新卒が内定を取れるか」を結果で証明してくれます。
このサービスを使った第二新卒を二か月以内に内定を出させるという、さすがのサポート力も売りです。
いい就職.com

いい就職.comは、既卒・第二新卒を対象にした就活エージェントです。
離職率の高い企業や募集背景が明確でない企業の掲載を断り、若手求職者にふさわしい求人のみを掲載しています。
徹底してブラック企業を排除するシステムの元運営されているので安心して使えます。
東京・大阪・名古屋・横浜に支店があり、また地方の方でも電話、メール、郵送で就活サポートをしてもらえます。
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既卒が使う転職エージェントはまず間違いなくここが有力候補でしょう。
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