
第二新卒の就活で苦戦していますか?
正直言いますと『第二新卒の就活は非常に厳しくありません』
今現在、就活で苦戦している人は、どこかでやり方が間違っているはずです。
そして更に言うと、『第二新卒で2か月以内に再就職出来ている人も多い』という事実があります。
今回は第二新卒を取り巻く状況とオススメ就職方法を記事にしていきます。
Contents
3年以内に辞める新卒の割合は30%越え

まず初めに簡単に第二新卒がやめる割合を見ておきましょう。
上のグラフは新卒の離職率を昭和62年~平成27年までを表したものです。
黒は離職率1年未満、白は2年未満、水色は3年未満を表しています。

各年数のグラフ上の数字は1,2,3年の数字を合計した数値です。
このグラフを見ると、新卒の約30%が3年未満に離職することが分かります。
3年以内に3割の新卒が辞めます!
って、その3割の人がみんな厳しい思いをして就活をしているのでしょうか?
新卒採用の時にあんなに苦労したんだから、第二新卒も同じくらい苦労するんですかね?
いえいえ、そんなことはないんですよ。
企業の7割強が第二新卒の採用に積極的

上の表は「マイナビ転職 中途採用状況調査」が調査した結果です。
652社に2015年1月から12月までの「今後1年間の第二新卒者の見通し」です。
この表を見ると約7割の企業が「第二新卒を積極的に採用する」と回答しています。
これから分かるように、第二新卒は多くの企業で求められていることが分かります。
再就職が厳しいと思う人も多いかもしれませんが、実は多くの企業で第二新卒を求めています。
第二新卒の採用に重視されるもの:入社意欲の高さ
企業の7割が第二新卒を求めていることが分かりました。
次に企業は第二新卒のどういったところを見て採用をするのかを見ていきましょう。

上の表は同じくマイナビ転職が1年間(2013年10月~2014年9月)に中途採用活動実績のある企業調査したものです。
実際の回答社数713社。
このグラフを見ると第二新卒の採用はスキルや能力よりも「入社意欲・人柄を重視する企業が多い」
ことが分かると思います。
また、第二新卒の就活は一般的な中途採用とは少し内容が変わってきます。
理由は社会人経験が短いのでスキルや能力をすべての人に期待するのは難しく、人柄や入社意欲で判断するしかないためです。
もし今現在、就活で苦戦しているなら、
『この会社で頑張って働きたい!』という気持ちが伝わってないないのかもしれません。
中小企業の5割が人手不足

7割の企業が積極的に第二新卒を採用強化している理由は他の理由もあります。
理由は多くの企業が若い人材を集めるのに苦労している点です。
上のグラフを見ると「大企業の51.8%、中小企業の43.7%が正社員の人手不足」を感じています。
少子高齢化により労働人口の減少
更に企業に追い打ちをかけているのが「少子高齢化により労働人口の減少」です。
企業は平均年齢を下げるため若手を求めることが多いですが、少子高齢化により若手は引手あまたになっている状況があります。
更に現在は売り手市場。
求職者が企業を選べる状況にありますが、今の社会の状況を考えると売り手市場は続くように感じます。
第二新卒の就活は志望動機とやる気を見せる

第二新卒が社会的に求められているのを見てきました。
様々な数字を見てきて、次は第二新卒の就職方法を見ていきましょう。
第二新卒の就活で大切なポイントは「志望動機」と「やる気(入社意欲の高さ)」です。
志望動機
何故第二新新卒の就活で志望動機が重要かというと「一度社会に出て、自分を評価し次にどんな仕事に就くか」を評価される傾向にあるためです。
前職での経験を活かし、受ける企業のニーズと自分の経験と適性をマッチさせるることが大切です。
やる気(入社意欲の高さ)
第二新卒の採用で企業が重視するポイントで「入社意欲の高さ」が40%とかなり高い数値を記録しています。
第二新卒の就活ではスキル・経験をアピールすることと伴に「受ける企業に入りたい!という思いが重要です」
なによりも、貴社で働きたいと強い気持ちを見せることが第二新卒の就活を成功させるカギになってきます。
第二新卒の就活で気を付けるポイント

第二新卒の就活では気を付けるポイントが2つあります。
- 基本的なビジネスマナーを持っていると思われている
- すぐ辞めてしまうのでは?と思われることがある
基本的なビジネスマナーを持っていると思われている
一度社会に出ているので基本的なビジネスマナーを持っていると思われることが多いです。
年数が長ければ長いほど、この傾向は強いです。
そのためビジネスマナーに不安がある人は、
転職エージェントなどを使ってビジネスマナー講座を再度受けておくことをオススメします。
すぐ辞めてしまうのでは?と思われることがある
3年以内に辞める人が30%もいるので、「入社してもまたすぐ辞めるのでは?」と思う人事も少なくないです。
そのため就活中に辞めた理由と、転職理由、志望動機を詳しく書くことで、
やる気を見せることで長期で働きたいとアピールすることが大切です。
直接長く働ける企業を探している!と伝えるのもいいでしょう。
第二新卒の就職方法は多岐に渡る

第二新卒の就職方法をオススメ順に並べて紹介していきます。
①エージェント
第二新卒に特化したエージェントも存在しています。
エージェントを使うと、履歴書添削・面接対策、マナー講座なども受けることが出来ます。
利用は全て無料で、最近ではほとんどの人がエージェントを使う傾向が強いです。
②転職サイト
転職サイトは自分のペースで就活をしたい人にはオススメです。
エージェントは自分で求人を見つけるよりも、エージェントの担当者があなたの希望にマッチした求人を紹介してくるというシステムです。
もちろん自分でも求人は探せますよ。
自分で求人を探し、自分のペースで就活がしたい人はサイトを使って就活をしてみましょう。
求人数が多いサイトもあるので、色々登録してみるといいでしょう。
③ハローワーク
ハローワークでも若年層を対象としたジョブカフェなるものを運営しています。
正直、ハローワークは求人数に対してのブラック企業や労働環境が良くない求人が多いのでオススメはしていません。
しかし、中にはいい求人も混じっています。
ハローワークのインターネット求人を見て、気になった求人だけ応募する方式が一番効率的でしょう。
まだ仕事を辞めていない人に伝える第二新卒の就活の現実

この記事を読んでいる人は
①すでに仕事を辞めて就活している人
②まだ仕事を辞めていないが、辞めたくて仕方がない人
③仕事を辞めて、まだ就活しなくていいんじゃない?って思っている人
特にここでは②のまだ仕事を辞めていない人に対して書いてきます。
正直、書くと「なぜ今の仕事を辞めようとしているのか?」を考えてほしいということになります。
労働環境が最悪・ブラック企業で辞めたい
労働環境があまりにもひどく、そしてブラック企業に勤めてしまった人は早く辞めたほうがいいです。
そこの職場で精神をすり減らして続けることの方が危ないです。
第二新卒はまだ給料も上がっていないので、
転職して極端に年収が下がることもないでしょう(大企業に勤めているなら別)
働けなくなって、病院送りが何よりも大変です。
辛い仕事環境で頑張っているあなたなら、次の仕事もすぐ見つかると思いますし、次の仕事が楽に感じるかもしれません。
今は第二新卒を受け入れている企業も多いですし、就活は安心してくれてOKです。
人間関係で辞めたい人はちょっと立ち止まって
人間関係に悩んでいる若手は多いです。
ですがちょっと待ってください。
新卒で入って、自分の仕事で一人立ち出来ているのでしょうか?
一人立ちして、任せてもらえる仕事が増えくると上司や先輩からの監視なども減ります。
一人立ちしていないのに仕事を辞めるのはもったいない。
仕事の面白さもまだ分かっていない状況だからです。
業務や仕事内容は問題ない。
ただ、昼や休憩時間の人間関係。パワハラがキツという理由。
もしくは仕事以外で上司や先輩からのあたりがキツイ・・・
という理由なら転職を考えてもいいと思います。
何が言いたいかと言うと、仕事を覚え、一人立ちすれば、上司や先輩と接する時間は減ります。
そして、そこまで耐えてもいいんじゃないか?
仮に一人で仕事を既にやっていて、それでも人間関係で疲れているなら、辞める選択肢はありだぞ
ってことです。
どの会社に行っても面倒くさい人間関係はあります。
ですが、人間関係で悩みすぎて精神に異常がきたしそうなら辞めてOKでしょう。
大切なのは、人は変えられないから、自分がどこまで変わったかです。
それを諦めて、毎日憂鬱なら転職活動を開始してもいいと思います。
仕事を辞めてからの就活で気を付けるポイント

仕事を辞めてからの就活か、勤務中の就活か。
非常に迷うと思いますが、辞めてからの就活で気を付けるポイントを3つほど紹介しておきます。
①空白期間を気にする企業もある
就活をすると履歴書を送ると思います。
企業の中には空白期間が半年以上、三か月以上の人はどんな高学歴でも問答無用で落とす所が多いです。
この傾向は大企業になるにつれて強くなっていきます。
内定まですんなり進めばいいですが、苦戦することも予想されます。
勤務中に少しずつですが、準備は進めたほうがいいと思います。
②就活には思った以上の出費がかかる
新卒で就活をした人なら分かっていると思いますが、就活にはお金がかかります。
会社を辞めることで、家賃補助や借り上げ社宅などの福利厚生もなくなります。
都心に住んでいても地味に交通費がかさむとでかい出費になります。
ある程度の蓄えは必要だと思います。
③焦りは敵
辞めてからの就活だと焦ることがあります。
といいますか、かなりの人が焦ると思います。
貯金が減っていくこと。
通らない履歴書。
上手くいかない面接。
面接に行ったら思っていた雰囲気と違う会社の雰囲気
などなど、とにかく就活をする期間が長ければ長いほど、焦りが生まれてきます。
「最初から焦るもんだ。仕方ない。」
と諦めて臨むことで多少のショックを抑えることが出来ると思います。
以上3点辞めてから就活する人向けに書きましたが、
なるべくならこうなりたくないですよね。
ですので、第二新卒の就活は短期決戦を目指し、効率よく就活をすることをオススメしています。
第二新卒の現実は「正しい就活をすることで内定はもらいやすい」

第二新卒は企業に求められていることを見てきました。
そして、就活の方法や、転職を立ち止まることも書いてきました。
いずれにしても、皆さんが思っている以上に第二新卒の就活は厳しくはありません。
しかし、一人での就活ではお祈り地獄に合うこともあります。
就活が思っている以上に長引くこともあります。
そうならないように、使えるサービスは全て使い、効率良く就活をすることをオススメします。
特に第二新卒に特化したエージェントはどうすれば第二新卒が受かるかを常に考えています。
利用はすべて無料なので、気軽に使ってみてください。
転職エージェントとは?

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DYM就職の強みは全ての求人が書類選考なしということです。
そのため、面接が1回しかない企業だと最短1週間で内定をゲットできる人がいます。
就職支援の質も高いなので、非常にオススメです。
就職相談に行った96%は無事内定をもらっているので利用してみるといいでしょう。
就職に成功した30人の第二新卒者に、
利用したエージェントを5段階で評価してもらった結果を元に、ランキングを作りました。
第二新卒の口コミ評価が高いエージェント1位「DYM就職」
求人の質 | 書類・ 面接対策 | 連絡対応 |
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4.1/5.0 ★★★★☆ |
4.4/5.0 ★★★★☆ |
4.3/5.0 ★★★★☆ |
第二新卒者の口コミ評価が高いエージェント2位「いい就職.com」
求人の質 | 書類・ 面接対策 | 連絡対応 |
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4.3/5.0 ★★★★☆ |
4.2/5.0 ★★★★☆ |
4.2/5.0 ★★★★☆ |
第二新卒者の口コミ評価が高いエージェント3位「ハタラクティブ」

求人の質 | 書類・ 面接対策 | 連絡対応 |
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4.0/5.0 ★★★★☆ |
3.8/5.0 ★★★★☆ |
3.8/5.0 ★★★★☆ |
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